
麻雀店を営業するには?
― 風俗営業許可の実務解説 ―
麻雀店を営業するには、風営法に基づく風俗営業第4号(遊技場営業)許可が必要です。麻雀店とパチンコ店は第4号、ゲームセンターは第5号に分かれ、営業時間や構造設備に厳しい基準が設けられています。
許可が必要な理由と法的位置づけ
設備を設けて客に麻雀をさせる営業は、風営法第2条第1項第4号に該当します。
無許可で営業すると罰則(拘禁刑・罰金)の対象となるため、開業前の準備段階から慎重な手続きが求められます。
許可申請の要件(主な実務ポイント)
- 県条例の営業制限地域や、学校・病院等との距離の基準に適合すること
- 営業所の構造が基準に適合している(壁の高さ、明るさ、出入口の位置等)
- 店舗の平面図・設備配置等を、寸法や面積が分かるよう正確に作成する(CADは作成手段の一つ)
- 営業者が法定の不許可事由(破産手続開始決定を受け復権していない場合、所定の刑に処せられ一定期間内の場合等)に該当しないこと
実務の流れと提出書類
- 物件選定と用途地域の確認(都市計画図など)
- 構造図面の作成(CAD推奨)とレイアウト設計
- 事前相談(警察署生活安全課)と調整
- 必要書類の収集(住民票、身分証明書、誓約書、営業所の使用権原を示す資料、法人・管理者関係の資料など)
- 申請書一式を提出 → 審査 → 現地調査 → 許可
よくあるトラブルと対応
- 騒音・振動トラブル:防音対策や営業時間の調整でクレームを回避
- 用途地域の誤認:事前に市役所の都市計画課で必ず確認を
- 図面の不備:作成者の肩書ではなく、現況と寸法・面積・設備の記載が合っているかを確認
制度の確認:埼玉県警・風俗営業の許可申請(2026年9月確認)
ご相談の前に、相談料・業務報酬をご確認ください。
